いつでも元気

2023年6月30日

レッツ体操 正しいスクワット

講師 メディカルフィットネス スマイル(福岡市) 永田 晃一

 下半身を中心に全身の筋肉を鍛えられるスクワットは、「キング・オブ・トレーニング」とも呼ばれます。正しいフォームとやり方を覚えて、いつまでも元気に過ごしましょう!

1 ロボットロッキング

 スクワットは下半身のトレーニングですが、体幹(上半身)のフォームもとても大事です。体幹のフォームがしっかりしていないと、せっかくのスクワットが腰痛や肩こりの原因になってしまいます。正しいスクワットの前提として、正しいフォームを身につけましょう。

①いすに浅く座り、足を腰幅に開く。
②両手を太ももに置き、背筋をまっすぐに伸ばす。
③背筋を伸ばしたままで、上体をゆっくり前傾(約45度)させる。
④背筋を伸ばしたままで、②の状態に戻る。
◎5回×3セット

●ポイント 
・前傾する際に胸が遠くへ引っ張られるような感覚で

2 スクワット

 スクワットで注意してほしいのは膝の向きです。しゃがんだ時に、膝がつま先と同じ方向を向いているか確認してください。正しいフォームが身についていないと、膝を痛めることもあるので注意しましょう。

①いすから立ち上がって足を腰幅に開き、両手を胸の前で交差する。
②お尻を後ろへ引きながら上体を前傾させ、5秒かけて中腰になる。
③2秒かけて立ち上がり、①の状態に戻る。
◎10回×3セット

●ポイント 
・股関節と膝関節をバランス良く曲げる
・膝に痛みなどの問題がなければ、膝がつま先より前に出てもOK

スクワットのまとめ

①体幹のフォームをしっかり
②しゃがんだ時の膝の向きはつま先と同じ方向に
③ゆっくり行うこと

<筆者からのメッセージ>
 2021年4月号から約2年間、「レッツ体操」を担当させていただきました。今までご愛読・ご活用いただき、ありがとうございました。読者のみなさまからたくさんの感想をいただき、本当に嬉しく励みになりました。
 これからも「自分らしい毎日が送れる身体づくり」をお手伝いできればと思っております。本当にありがとうございました。

※次回(9月号)からは日本保健医療大学の寺岡かおりさんが担当します。お楽しみに!

いつでも元気 2023.7 No.380

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