いつでも元気

2023年10月31日

レッツ体操

講師 寺岡 かおり 日本保健医療大学

 デスクワークや家に閉じこもる時間が長くなると、下半身の筋肉が衰えて股関節の可動域が狭くなってしまいます。太もものストレッチで股関節を柔軟に保ちつつ、下半身のスクワットで筋肉を鍛えましょう。

1 太もものストレッチ

①いすの背もたれを左手でつかみ、いすに対して真横に座る。
②背もたれをつかんだまま右足を後ろに引き、股関節を伸ばして10秒間維持する。
◎3セット
※反対側も同じように行う

●ポイント
・上半身をまっすぐにして、腰が反らないようにお腹に軽く力を入れる

2 ランジ(片足スクワット)

①右足を一歩前へ踏み出し、両足に均等に体重をかける。
②そのまま腰を落とし、10秒間維持する。
◎10回×3セット
※反対側も同じように行う

3 いすスクワット

①いすに浅く座り、両足首を膝より後方に引く。
②両手を胸の前で交差し、いすからお尻を少し浮かせて、おじぎをするように身体を前に傾ける。
③両足に体重を乗せてゆっくり立ち上がり、ゆっくり座る。
◎10回×3セット


寺岡 かおり(てらおか・かおり)
日本保健医療大学 理学療法学科 講師
理学療法士、博士(公衆衛生学・筑波大学大学院)
昨年まで東京保健生協(東京民医連)で組合員に運動指導などを行いながら、大学院での研究に取り組む。コロナ禍の高齢者の体力の変化について研究した論文で、第30回日本老年医学会優秀論文賞を受賞

いつでも元気 2023.11 No.384

リング1この記事を見た人はこんな記事も見ています。


お役立コンテンツ

▲ページTOPへ